USBメモリが認識しない/熱い/曲がった…復旧できるケースと危険な対処

USBメモリが認識しない/熱い/曲がった…復旧できるケースと危険な対処

2025.10.8

最終更新日:2026年02月13日

USBメモリが認識しない/熱い/曲がった…復旧できるケースと「絶対にやってはいけない」危険な対処法

「USBメモリを挿したら、触れないくらい熱くなっている」「ぶつけて端子が『くの字』に曲がってしまった」。

これらは単なる故障ではなく、データ消失の緊急事態です。
特に「発熱」や「物理的な変形」がある場合、無理に通電を続けると、内部の電子回路が焼き切れ、最悪の場合はPC本体を巻き込んで故障したり、発火したりする恐れがあります。

この記事では、USBメモリの症状別リスク診断と、物理障害からの安全なデータ救出方法について、専門家の視点で解説します。

  • USBメモリ復旧
  • 発熱・ショート
  • 端子折れ
  • 物理障害
  • 基盤修理
目次

【緊急度別】USBメモリの症状セルフチェック

USBメモリのトラブルは、見た目や温度で深刻度がわかります。ご自身の状況と照らし合わせてください。

危険度MAX:触れないほど「熱い」(ショート)

PCに挿して数秒〜数分で、指で持てないほど高温になる場合。
これは内部のコンデンサやチップが「ショート(短絡)」しています。
対処:即座に抜いてください。通電し続けると、データを保存しているメモリチップ自体が熱で破壊され、復旧不可能になります。火傷やPC側の故障にも繋がります。

危険度大:端子が「曲がった・折れた」(物理破損)

PCに挿したままぶつけたり、落下させたりしてコネクタが変形している場合。
内部の基盤(PCB)では、髪の毛より細い配線パターンが断線(剥離)しています。
対処:絶対に挿し直さないでください。無理に挿すと断線箇所がショートし、データチップに過電流が流れてトドメを刺します。

危険度中:ランプがつかない・認識しない

見た目は普通だが、PCに挿してもランプが点灯せず、反応がない場合。
ヒューズ切れや水晶発振子の故障、あるいはコントローラーチップの自然故障が考えられます。
対処:別のポートや別のPCで一度だけ試して、ダメなら通電をやめてください。

絶対にやってはいけない「3つの自殺行為」

焦って以下のような行動をとると、復旧できたはずのデータが完全に失われます。

NG 1. 熱いのに冷やしながら使い続ける

「保冷剤で冷やせば動くかも」…これは非常に危険です。
ショートしている回路に電気を流し続けることは、傷口に塩を塗り込むようなものです。
さらに、急激な冷却による「結露」でショート箇所が増え、復旧可否の目安をゼロにします。

NG 2. 曲がった端子を指で押し戻す

「真っ直ぐにすれば接触するかも」と思って、ペンチや指でグイッと戻す。
これで基盤の配線パターン(銅箔)が完全に引きちぎられます。
繋がっていたかもしれない数本の配線も断裂し、修復の難易度が跳ね上がります。

NG 3. 接点復活剤を吹きかける

認識しない原因が汚れだと思い込み、スプレーを吹きかける人がいます。
液体がケース内部に浸透し、基盤全体をショートさせます。
USBメモリは密閉構造ではないため、液体の使用は厳禁です。

なぜ「認識しない」のか?内部で起きていること

USBメモリの中身は、単純に見えて精密な電子回路の塊です。

電子回路の「ショート」と「断線」

USBメモリには、過電流を防ぐ「ヒューズ」や、電圧を調整する「コンデンサ」などの小さな部品が多数搭載されています。
これらが一つでも壊れると、回路が成立せず、認識しなくなります。
特に「発熱」は、電気が本来通るべき道を通らず、近道(ショート)して大量の電流が流れている証拠です。

コントローラーチップの死滅

データを読み書きする司令塔(コントローラー)が壊れると、PCは「USBデバイス」としては認識しても、「ディスクドライブ」として認識できなくなります(容量0バイトやメディアなし表示)。
この場合、市販ソフトは無力です。コントローラーをバイパスする特殊な処置が必要です。

OpenLabの解決策:物理障害も「定額」で直す技術

「折れた」「燃えた」USBメモリでも、データが入っている「NANDメモリチップ」さえ無事なら、OpenLabはデータを救出できます。

折れたUSBからの「NANDチップ移植」

基盤が真っ二つに割れていても諦めないでください。
私たちは、壊れた基盤からメモリチップ(黒い長方形の部品)を取り外し、正常なドナー基盤や、専用の読取装置(PC-3000 Flash)に移植します。
これにより、基盤の破損に関係なく、チップ内のデータを直接読み取ることができます。

ショートした基盤の修復とデータ抽出

発熱しているUSBメモリの場合、サーモグラフィ等で発熱源(ショートしている部品)を特定し、その部品を交換または除去して回路を修復します。
一時的に通電できる状態を作り出し、その隙にデータを安全に吸い出します。

料金と期間:どんなに壊れていても最大59,800円

物理的な修理やチップ移植は、他社では10万円以上の高額見積もりになるケースが大半です。
OpenLabは、これらの高度な物理復旧も含めて、「最大59,800円(税込)」の定額制を貫いています。

プラン 料金(税込) 対象症状
軽度復旧 39,800円 誤削除、フォーマット要求(物理破損なし)。
中度復旧 49,800円 コネクタ接触不良、軽度の曲がり。
重度復旧 59,800円 発熱、完全に折れた、水没、認識しない、ICチップ移植。

完全成功報酬制です。チップ自体が割れていてデータが出なかった場合、費用は0円です。

よくある質問

チップ自体が割れているかどうか、自分でわかりますか?

分解してみないと正確にはわかりませんが、USBメモリの真ん中で折れた場合や、車に轢かれた場合はチップ割れの可能性が高いです。端子部分だけが曲がっている場合は、チップは無事なことが多いです。無料相談にお送りいただければ確認いたします。

修理したUSBメモリはまた使えますか?

いいえ、再利用はできません。あくまで「データを吸い出すための一時的な修復」を行います。救出したデータは、新しいUSBメモリやDVDなどに保存してお渡しします。

まとめ

  • Point

    「熱い」はショートのサイン。発火のリスクがあるため即座に通電中止。

  • Point

    「曲がった」端子を無理に戻してはいけない。配線が切れて復旧不能になる。

  • Point

    OpenLabなら、折れやショートなどの物理障害も定額59,800円で対応。

USBメモリの物理的な故障は、時間との勝負ではありませんが、「手出しの回数」との勝負です。
いじればいじるほど、復旧可否の目安は下がっていきます。
「壊れたかも」と思ったら、何もせずにそのままの状態でOpenLabにお送りください。それが、データを守るための最善の選択です。