データ復旧ソフトのスキャンが終わらない!残り時間が増える原因と中断すべき危険なサイン

データ復旧ソフトのスキャンが終わらない!残り時間が増える原因と中断すべき危険なサイン

最終更新日:2026年02月16日

データ復旧ソフトで「スキャンが終わらない」原因|残り時間が“99時間”と表示されたら即中断すべき理由

「データ復旧ソフトでスキャンを始めたけれど、バーが全く進まない」。
「最初は残り1時間だったのに、気づけば残り時間が数十時間、数百時間に増えている」。

もし今、あなたのパソコンでこの現象が起きているなら、今すぐ操作を中断してください。
それは、HDDやSSDが悲鳴を上げているサインです。

なぜスキャンが終わらないのか? その裏側では、傷ついたディスクの上で磁気ヘッドが立ち往生し、寿命を削り続けています。
この記事では、スキャンが止まるメカニズムと、手遅れになる前に取るべき正しい対処法について解説します。

  • スキャン終わらない
  • 残り時間増える
  • 復旧ソフト
  • 不良セクタ
  • リード・リトライ
目次

なぜ「スキャンが終わらない」のか?

通常、1TBのHDDなら数時間〜半日程度で終わるはずのスキャンが、丸一日経っても終わらない。その原因の9割は「物理障害(不良セクタ)」です。

HDDが必死に「読み直し」をしているから

データ復旧ソフトは、HDDの全領域を端から端まで読み込もうとします。
しかし、途中に「不良セクタ(傷)」があると、ソフトは「読めないぞ?もう一回読んでみよう」とリトライを指示します。
HDD側も「頑張って読みます!」とヘッドを何度も往復させます(リード・リトライ)。

1箇所につき数秒〜数十秒の足止めを食らうため、不良セクタが数千個あれば、スキャン完了までに膨大な時間がかかることになります。

残り時間が「増える」怪奇現象の正体

最初は「残り3時間」と表示されていたのに、しばらくして見たら「残り20時間」に増えている。
これは、ソフトが「今の進み具合だと、あとこれくらいかかるな」という計算をリアルタイムで修正しているからです。
不良セクタの密集地帯に入り込み、読み込み速度がガクンと落ちたため、完了予測時刻がどんどん先送りされているのです。

即中断!HDDを殺す「3つの危険サイン」

「待っていればいつか終わるかも」という期待は捨ててください。
以下の症状が出ている場合、スキャンを続ければ続けるほど、HDDの傷は深くなり、復旧可否の目安は0%に近づいていきます。

1. 異音(カチカチ・ジージー)が聞こえる

耳を澄ましてください。小さく「カチッ」「ジッ」という音が一定間隔で鳴っていませんか?
これは、ヘッドが不良セクタでつまずき、リセット動作を繰り返している音です。
放置するとヘッドが折れ、ディスクを削り取る「スクラッチ障害」に発展します。

2. 進捗%が1時間以上変わらない

例えば「15%」のまま、何時間も数字が動かない。
これはHDDの制御プログラム(ファームウェア)がエラー処理でパンクし、フリーズ状態に陥っています。
これ以上待っても進むことはありません。

3. PC全体の動作が重くなる・フリーズする

復旧ソフトだけでなく、マウスカーソルがカクついたり、他のウィンドウが開かなくなったりする場合。
HDDのエラーがシステム全体に波及し、Windowsの動作を巻き込んでいます。
OSごとクラッシュする直前の状態です。

正しい対処法:無理に待つとデータが消える

スキャンが停滞した時、最も重要なのは「安全に止める」ことです。

スキャンの「キャンセル」が効かない時は?

ソフトの「停止」や「キャンセル」ボタンを押しても反応しないことがあります。
これはHDDが応答不能になっているためです。
この場合、タスクマネージャーから強制終了するか、それでもダメならパソコンをシャットダウン(電源長押し)して、物理的にケーブルを抜いてください。
「強制終了は良くない」と言われますが、異音がするHDDを回し続けるよりはマシです。

「クローン作成」なしのスキャンは自殺行為

プロの鉄則として、「故障したHDDそのものにスキャンをかけてはいけない」というルールがあります。
スキャンはHDDに高負荷をかけるため、必ず「クローン(複製)」を作成し、そのクローンに対してスキャンを行うのがセオリーです。
市販のソフトはこの工程を飛ばしていきなり原本を攻めるため、HDDを壊してしまうのです。

OpenLabなら「止まらずに」スキャン可能

「スキャンが終わらないHDD」こそ、OpenLabのような専門業者の出番です。

不良セクタを「超高速スキップ」する技術

私たちは「PC-3000」という専用機器を使い、不良セクタに遭遇したら「深追いせずに即座にジャンプする」という制御を行います。
通常のソフトが1箇所の傷に10秒かかるところを、0.01秒で判断してスキップします。
これにより、HDDへのダメージを最小限に抑えつつ、読めるデータだけを短時間で回収します。

定額39,800円〜で安全に抽出

プラン 料金(税込) 対応内容
軽度復旧 39,800円 論理障害。
※HDD自体は健康だがスキャンが必要な場合。
中度復旧 49,800円 不良セクタによるスキャン停止。
※PC-3000によるクローン作成・スキップ抽出。

よくある質問

1週間待ち続けてスキャンが終わりました。復旧できますか?

運良くスキャンが終わっても、リストに出てくるファイルが「破損(0KB)」していたり、開けなかったりするケースが大半です。長時間負荷をかけたことで、データ領域が削れてしまっている可能性が高いためです。

別の復旧ソフトならうまくいくでしょうか?

いいえ、原因が「HDDの物理的な傷」にある以上、どのソフトを使っても結果は同じか、さらに悪化します。ソフトを変えて何度もスキャンを繰り返すことは、HDDの寿命を縮めるだけの行為です。

まとめ

  • Point

    スキャンが終わらない原因は「不良セクタ」。待てば待つほどHDDは壊れる。

  • Point

    「異音」「残り時間の増加」は危険信号。即座に中断して電源を切る。

  • Point

    OpenLabなら、不良セクタを回避して安全にデータを救出可能。

データ復旧ソフトは魔法の杖ではありません。健康なHDDに対して使うものです。
「進まない」という現象は、HDDからの「もう無理だ」というSOSです。
その声を無視せず、専門家の技術で優しくデータを救出してあげてください。