まず何をすべき?データが見れない時の初動対応フロー(保存版)

まず何をすべき?データが見れない時の初動対応フロー(保存版)

最終更新日:2026年02月13日

まず何をすべき?データが見れない時の「初動対応フロー」【保存版】|そのワンクリックが命取りになる前に

「HDDが認識しない」「誤ってデータを消してしまった」。
そんな時、多くの人が焦って再起動を繰り返したり、ネットで見つけた修復コマンドを試したりしてしまいます。

断言します。データ復旧の成否は、トラブル発生直後の「初動」で9割決まります。
間違った対応をすると、軽傷で済んだはずのデータが、数分で「復旧不可能」な状態に悪化してしまいます。

この記事では、トラブル発生時に「まず何をすべきか」を判断するためのフローチャートと、絶対に避けるべきNG行動をまとめた「緊急対応マニュアル」を公開します。

  • 初動対応
  • 緊急フローチャート
  • やってはいけないこと
  • 自己診断
  • データ復旧
目次

【最優先】まずは「電源を切る・ケーブルを抜く」

パソコンやHDDがおかしくなったら、まず最初に行うべき黄金律。それは「通電を止める」ことです。

なぜ「そのまま」にしてはいけないのか?

パソコンは起動しているだけで、裏側で常にログ(記録)を書き込み続けています。
もし「データを消してしまった」場合、通電している時間が長ければ長いほど、そのデータの上に新しいログが上書きされ、復旧可否の目安は秒単位で下がっていきます。

「通電=データ破壊」の可能性がある

もし「異音がする(物理障害)」場合、通電してディスクを回転させることは、壊れたレコード針でレコード盤をガリガリと削るのと同じ行為です。
データを確認しようとしてフォルダを開くだけでも、内部では致命的な破壊が進行します。
まずは落ち着いて、機器をシャットダウンし、ケーブルを抜いてください。

原因切り分けフローチャート(YES/NO診断)

電源を切ったら、以下の質問に答えて「自分のデータがなぜ見れないのか」を特定しましょう。

質問 YESの場合 NOの場合
Q1. 落下・水没・落雷などの事故があった? 物理障害(重度)
パターンAへ
Q2へ進む
Q2. 「カチカチ」「ジージー」と異音がする? 物理障害(重度)
パターンAへ
Q3へ進む
Q3. データを削除・初期化した? 論理障害(軽度)
パターンBへ
Q4へ進む
Q4. 「フォーマットしますか?」等のエラーが出る? 論理 or 物理(中度)
パターンCへ
原因不明
パターンCへ

【状況別】正しい初動対応アクション

診断結果に基づいて、今すぐ取るべき行動(とってはいけない行動)を解説します。

パターンA:異音・落下・焦げ臭い(物理障害)

【状態】 機械的な故障です。データ復旧ソフトは無効かつ有害です。
【やるべきこと】
1. 二度と電源を入れない。(一度の通電でトドメを刺すことがあります)
2. 衝撃を与えないように梱包する。
3. OpenLabなどの専門業者に「物理障害の疑いあり」と伝えて送る。

パターンB:誤削除・初期化(論理障害)

【状態】 機械は正常ですが、データが消えています。
【やるべきこと】
1. そのパソコン(ドライブ)での作業を一切やめる。(ネットサーフィンやファイル作成もNG)
2. 復旧ソフトを使うなら「別のパソコン」でUSBメモリ起動型などを使う。(※自信がなければプロへ)
3. SSDの場合は、通電しているだけでデータが消える(TRIM機能)ため、即座に抜いてプロへ。

パターンC:認識しない・エラーが出る(原因不明)

【状態】 論理障害に見えて、実は「不良セクタ(物理障害)」が原因のケースが大半です。
【やるべきこと】
1. 「フォーマットしますか?」「修復しますか?」には全て「いいえ」または「キャンセル」。
2. ケーブルを変えてみる、別のPCに繋いでみる(1回だけ試す)。
3. それでもダメなら、無理にアクセスせず診断に出す。

絶対にやってはいけない「4つのタブー」

良かれと思ってやったことが、データの命取りになります。

NG 1. 何度も再起動・ケーブル抜き差しをする

「接触不良かな?」と思って何度も抜き差しすると、そのたびにHDDに過電流が流れたり、ヘッドが動作・停止を繰り返してダメージが蓄積します。
認識しない場合、「試行回数は1回まで」と決めてください。

NG 2. チェックディスク(修復)を実行する

Windowsの修復機能(CHKDSK)は、「システムを直す」ために「読めないデータを削除」したり「書き換え」たりします。
データ復旧の観点からは「証拠隠滅ツール」になり得ます。絶対に実行しないでください。

NG 3. 復旧ソフトを「そのドライブ」に入れる

削除してしまったCドライブのデータを復旧したいのに、Cドライブに復旧ソフトをダウンロード・インストールする。
これは「救助隊が、要救助者の上に着陸する」ようなものです。データが上書きされて消滅します。

NG 4. 叩く・振る・分解する

昭和のテレビのように叩いても直りません。HDDは精密機器です。
また、開封して中のディスクに指紋やホコリがつくと、その瞬間に復旧不可能になります。開封はクリーンルームでしか許されません。

OpenLabの無料相談:リスクゼロで状態を知る

「自分で判断がつかない」「下手に触って壊したくない」。
そう思ったら、何もせずにOpenLabへお送りください。

  • 初期診断無料:「論理」か「物理」か、正確に判定します。
  • 定額料金:あとから高額請求することはありません(最大59,800円)。
  • 成功報酬:データが出なければ0円です。

よくある質問

今日中にデータが必要です。なんとかなりませんか?

軽度の論理障害であれば、到着当日の復旧・納品も可能です。ただし、物理障害の場合は部品交換や解析に数日かかることがあります。焦って自力で弄ると状況が悪化するため、まずは「特急希望」とご相談ください。

メーカー修理に出してしまいました。データは残っていますか?

メーカー修理では、HDDが交換・初期化されて戻ってくることがほとんどで、データは消えています。もし「修理に出す前」であれば、キャンセルしてHDDだけを取り出すか、修理前にOpenLabにご相談ください。

まとめ

  • Point

    トラブルが起きたら、まず「電源を切る」。通電し続けるのが一番危険。

  • Point

    「異音」「落下」は物理障害。ソフトは使わずプロへ。

  • Point

    「再起動」「修復チェック」はデータのトドメを刺す可能性がある。

データが見えなくなった時の恐怖は計り知れませんが、そこで一呼吸置いて「正しい初動」が取れるかどうかが運命を分けます。
もし自信がなければ、何もしないことが最大の防御です。
そのままの状態でOpenLabにお任せいただければ、最善の方法でデータを救出します。