外付けHDDが認識しない原因10選|USB・電源・基板・不良セクタまで整理

外付けHDDが認識しない原因10選|USB・電源・基板・不良セクタまで整理

2025.8.29

最終更新日:2026年02月13日

【保存版】外付けHDDが認識しない原因10選|USB・電源・基板・不良セクタまで症状別に徹底整理

「外付けHDDを繋いでもパソコンが無反応…」「ランプは点くのにフォルダが開かない」。

一言で「認識しない」と言っても、その原因は千差万別です。ケーブルを変えるだけで直る単純なものから、専門機材がないと手出しできない重度障害まで様々です。
原因を特定せずに「とりあえずフォーマット」や「叩いてみる」といった誤った対処をすると、直るはずのHDDを完全に破壊してしまいかねません。

この記事では、外付けHDDが認識しなくなる主な原因を10個のジャンルに分類し、それぞれの症状と対処法、そして「ここからはプロに任せるべき」という境界線について解説します。

  • 外付けHDD
  • 認識しない
  • 原因一覧
  • トラブルシューティング
  • 物理障害
目次

まずはここから!【接続・電力周り】のトラブル(3選)

HDD本体は壊れていないのに、周辺機器のせいで認識していないケースです。まずはここを疑いましょう。

1. USBケーブルの断線・規格違い

USBケーブルは見た目が綺麗でも、内部で断線していることがよくあります。特にコネクタの付け根は弱点です。
また、Type-Cケーブルの場合、見た目は同じでも「充電専用(データ転送不可)」のケーブルを使ってしまっているケースもあります。

  • 対処法:データ転送対応の新しいケーブルに交換してみる。

2. 電力不足(バスパワー不足)

ポータブルHDD(ACアダプタがないタイプ)で頻発します。
パソコンのUSBポートからの電力供給だけではHDDを回転させるパワーが足りず、「カッ、カッ」と音がして認識しないことがあります。

  • 対処法:USBハブを使わず、PC本体のポート(背面のポート推奨)に直接接続する。

3. パソコン側のUSBポート不具合

長年使っているパソコンの場合、USBポートの端子が酸化していたり、摩耗して接触不良を起こしていたりします。

  • 対処法:隣のUSBポートに挿し替えるか、別のパソコンに接続してみる。

設定やデータの問題【論理的トラブル】(3選)

HDDの機械部分は正常ですが、WindowsやmacOSの設定、またはデータ構造に問題があるケースです。

4. デバイスドライバーの不具合・競合

Windows Updateの後などに起こりやすい現象です。HDDを制御する「ドライバー」というプログラムが誤作動を起こしています。

  • 確認法:デバイスマネージャーを開き、「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」などに「!」マークがついていないか確認。
  • 対処法:ドライバーの「更新」または「アンインストール(再起動で自動インストール)」を試す。

5. ドライブ文字(ドライブレター)の重複

HDDは認識しているのに、「PC(マイコンピュータ)」にアイコンが出てこない場合。
以前接続したUSBメモリなどが「Dドライブ」を使っており、今回接続したHDDも「Dドライブ」を使おうとして競合している可能性があります。

  • 対処法:「ディスクの管理」から、該当するドライブを右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」で空いている文字(Zなど)を割り当てる。

6. ファイルシステムの破損(RAW表示)

安全な取り外しを行わずに抜いた場合などに起こります。
NTFSやexFATといった管理情報が壊れ、PCが「どうやって読み込めばいいか分からない」状態です。「フォーマットしますか?」と聞かれるのが典型です。

  • 対処法:フォーマットは絶対にしないこと。データ復旧ソフトで直る場合もあるが、物理障害(不良セクタ)併発の可能性があるため、OpenLabへの相談推奨。

プロの領域【物理的・機械的トラブル】(4選)

ここからはHDD本体の故障です。自力での修復は不可能かつ危険です。速やかに通電をやめてください。

7. USBコネクタ・基板(PCB)の破損

ポータブルHDDで非常に多い故障です。ケーブルを挿したまま鞄に入れて持ち運ぶなどして、コネクタのハンダ付けが割れたり、基板上のチップがショートしたりしています。

  • 症状:ケーブルを特定の角度に曲げると一瞬だけランプがつく、焦げ臭いにおいがする。
  • OpenLabの対応:同型基板への交換とROMチップ移植、または配線修復を行います。

8. 不良セクタ(Bad Sector)の増殖

プラッタ(記録面)の一部が劣化し、読み書きできなくなった領域です。
不良セクタが管理領域(目次部分)に発生すると、HDD全体が認識しなくなったり、パソコンごとおもくなったりします。

  • 危険性:無理に読み込もうとするとヘッドが傷つき、重度障害に悪化します。
  • OpenLabの対応:PC-3000を使用し、不良セクタをスキップしながら正常なデータのみを抽出します。

9. ファームウェア(制御プログラム)障害

HDDを動かすためのOSのようなプログラムがバグを起こしている状態です。
「回転音はするが認識しない」「型番が正しく表示されない」といった症状が出ます。物理部品は壊れていないため、分解しても直りません。

  • OpenLabの対応:PC-3000でサービスエリアにアクセスし、プログラムを書き換えて修復します。分解しないため安価(59,800円以内)に直せる代表例です。

10. 磁気ヘッド故障・モーターロック

最も深刻な物理障害です。データを読み取る「針(ヘッド)」が折れているか、円盤を回すモーターが焼き付いています。

  • 症状:「カチカチ」「ジージー」という異音、または「ジッ、ジッ」と小さく鳴って回転しない。
  • OpenLabの対応:提携ラボでのクリーンルーム開封作業をご案内します(※別途見積もり)。

原因の切り分けフローチャート

ご自身のHDDがどれに当てはまるか、簡易チェックしてみましょう。

確認項目 YESの場合 NOの場合
異音はしますか?
(カチカチ音など)
原因10(物理)
即座に通電オフ!
次の項目へ
回転音・ランプは?
(ブーンと回る)
次の項目へ 原因1,2,7,10
ケーブル/電源/基板の可能性
「ディスクの管理」に
表示されますか?
原因5,6(論理)
ドライブ文字/フォーマット問題
原因3,4,8,9
ドライバ/不良セクタ/FW障害

OpenLabなら「原因不明」もPC-3000で解決

「自分では原因がわからない」「複数の原因が絡んでいる気がする」。そんな場合もご安心ください。
OpenLabは、世界標準の解析ツール「PC-3000」を使って、HDDの深層部まで診断します。

  • 正確な診断:「なんとなく」ではなく、エラーログに基づいて論理・物理・ファームウェア障害を正確に特定します。
  • 定額料金:不良セクタでも、ファームウェア障害でも、基盤故障でも、最大59,800円(税込)の定額制です。
  • リスク回避:分解が必要ないケース(原因9など)を確実に見極めるため、無駄な開封費をかけずに済みます。

よくある質問

テレビ用のHDDも対応していますか?

ハードウェアとしての復旧は可能ですが、テレビ録画データは著作権保護(暗号化)されているため、復旧しても別のテレビやPCで見ることができません。そのため、基本的には「復旧不可」としてお断りしております。

診断だけでも料金はかかりますか?

いいえ、初期診断は完全無料です。原因を特定し、見積もりを出した上で、直すかどうかを決めていただけます。復旧不可の場合やキャンセルの場合も費用はかかりません。

まとめ

  • Point

    まずはケーブルや電源をチェック。それでもダメならHDD本体の故障。

  • Point

    異音や回転しない症状は物理障害。通電するだけで悪化するので注意。

  • Point

    OpenLabなら、PC-3000を使った精密診断で原因を特定し、定額で復旧。

外付けHDDが認識しない原因は10人いれば10通りです。
ネットの情報を鵜呑みにして「叩く」「フォーマットする」などの間違った対処をしてしまう前に、まずは冷静に原因を切り分けましょう。
「自分では判断できない」「大切なデータだから失敗したくない」。そう思ったら、迷わずOpenLabの無料相談をご利用ください。