USBメモリ「アクセスが拒否されました」の原因と復旧|権限設定と物理障害の罠

USBメモリ「アクセスが拒否されました」の原因と復旧|権限設定と物理障害の罠

最終更新日:2026年02月16日

USBメモリが「アクセスが拒否されました」と出る時の原因と復旧の注意点|パスワードをかけていないのになぜ?

昨日までは普通に使えていたUSBメモリ。今日PCに挿したら、突然「場所が利用できません。アクセスが拒否されました」という冷たいメッセージが…。

「パスワードなんてかけていないのに」「ウイルス感染?」と不安になるかと思いますが、このエラーには明確な原因があります。
多くはWindowsの「セキュリティ設定(権限)」のトラブルですが、中には「HDDの寿命(物理障害)」が原因でアクセス権が誤認されている危険なケースも含まれています。

この記事では、アクセス拒否が発生する3つの原因と、データを失わないための正しい対処法について解説します。

  • アクセス拒否
  • USBメモリ復旧
  • BitLocker
  • 所有権の取得
  • 物理障害
目次

なぜ「アクセス拒否」されるのか?主な3つの原因

USBメモリ自体は認識しているのに、中に入ろうとすると弾かれる。その裏側では以下のいずれかが起きています。

原因1:所有権(アクセス権)の不一致

最も多いのがこれです。Windowsには「このデータは〇〇さんのもの」という所有者情報(ACL)があります。
別のパソコンで使ったり、Windows Updateを行ったりしたタイミングで、PC側が「今のユーザー(あなた)はこのデータの持ち主ではない」と誤判断してしまう現象です。
家の鍵は持っているのに、ドアチェーンがかかっていて入れない状態に似ています。

原因2:BitLocker(暗号化)の誤作動

最近のWindowsは、セキュリティ強化のため、USBメモリを挿すと自動的に「BitLocker To Go」で暗号化を促すことがあります。
ユーザーが意識しないうちに暗号化がかかり、何らかの拍子に解除キーの入力画面が出ずに「アクセス拒否」として弾かれているケースです。
企業で支給されたUSBメモリなどでよく発生します。

原因3:物理的な故障(不良セクタ)

これが一番怖いパターンです。
USBメモリの記憶チップの一部が劣化(物理障害)し、読み書きができなくなっている状態です。
パソコンはデータを読もうとしますが、反応がないため「読み取れない=アクセス権がないのかもしれない」と解釈し、間違ったエラーメッセージを出していることがあります。

【危険】やってはいけないNG行動

アクセス拒否が出ると、Windowsは親切心でいくつかの解決策を提案してきますが、従うとデータを失います。

「フォーマット」はデータを全消去する合図

「ドライブにアクセスできません。フォーマットしますか?」と聞かれることがありますが、これは「中身を捨てて、空の箱として使い直しますか?」という意味です。
「はい」を押すと、中のデータは全て消えます。絶対にキャンセルしてください。

無理やり「所有権の取得」を変更する

ネットで検索すると「プロパティ>セキュリティタブから所有権を変更する」という方法が出てきます。
原因が単なる権限ズレならこれで直りますが、もし原因が「物理障害(不良セクタ)」だった場合、この操作は致命傷になります。
数千個のファイルに対して権限書き換え処理(書き込み)が一斉に行われるため、弱っているメモリチップにトドメを刺し、完全に認識しなくなります。

原因の切り分け:物理障害かどうかを見極める

権限をいじる前に、まずは「USBメモリが壊れていないか」を確認する必要があります。

「容量」が正しく表示されているか?

エクスプローラーでUSBメモリを右クリックし、「プロパティ」を見てください。
「空き領域:0バイト / 使用領域:0バイト」となっていたり、ファイルシステムが「RAW」になっていたりする場合、それは権限の問題ではなく、ファイルシステム破損や物理障害です。
この状態で権限変更操作を行ってもエラーが出るだけで、状況を悪化させます。

アクセスランプの点滅が異常ではないか?

USBメモリにアクセスランプがある場合、挿した直後に激しく点滅し続けたり、逆に全く光らなかったりする場合、内部コントローラーの故障が疑われます。
この場合、ソフト的な設定変更では直りません。

OpenLabの解決策:権限を「無視」してデータを抜く

「権限設定が複雑で直せない」「物理障害かもしれない」。
そんな時は、無理にこじ開けようとせず、OpenLabにお任せください。

Windowsのルールに縛られない抽出技術

私たちは、WindowsのOS機能(エクスプローラー)を使わずに、専用の解析機「PC-3000」でデータにアクセスします。
この装置は、Windowsの「アクセス権限」や「パスワード設定」を無視して、メモリチップ内の生データ(Raw Data)を直接読み取ります。
そのため、アクセス拒否されているUSBメモリからでも、中身のデータだけを安全に吸い出すことが可能です。

定額39,800円〜で安全に復旧

プラン 料金(税込) 対応内容
軽度復旧 39,800円 単なるアクセス権限の破損、論理障害。
※BitLocker解除が必要な場合も含む。
重度復旧 59,800円 物理障害(チップ劣化、コントローラー故障)。
分解・解析が必要な場合。

よくある質問

会社のPCでのみアクセス拒否されます。自宅のPCなら開けますか?

その可能性は高いです。会社のPCにはセキュリティソフトによる制御(外部メモリ禁止設定)がかかっている場合があります。まずは自宅のPC等、別の環境で確認してみてください。それでも開けない場合は、USBメモリ自体のトラブルです。

フォルダだけが「アクセス拒否」になります。ファイルは見えます。

特定のフォルダのみ権限情報が壊れているか、そのフォルダが保存されている領域に「不良セクタ」が発生しています。無理に開こうとするとフリーズする可能性があるため、開けるファイルだけ先にコピーし、残りは専門業者へ依頼してください。

まとめ

  • Point

    「アクセス拒否」は、単なる設定ミスだけでなく物理障害の可能性もある。

  • Point

    無理な「所有権の変更」や「フォーマット」はデータを破壊するリスクが高い。

  • Point

    OpenLabなら、権限エラーを無視してデータの実体だけを救出可能。

「アクセスが拒否されました」というメッセージは、データを守るためのセキュリティ機能が、逆にデータを閉じ込めてしまっている状態です。
無理に鍵をこじ開けようとして、中のデータまで壊してしまう前に、OpenLabにご相談ください。
セキュリティの壁を安全にすり抜け、あなたの大切なデータを救い出します。